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Delonix regia​(​鳳​凰​木​)

from lantanaquamara​(​ラ​ン​タ​ナ​カ​マ​ラ​) by lantanaquamara

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lyrics

決して 消せはしない 灯火
何を 求め さまよい歩く
赤く 地を照らす星辰
カテドラル 黎明 覚醒の証を

張りめぐらされた銅線が示す
ユークリッド空間
人々は足をひきずり それでも 前を向く
G[geː]の音がとどろく その波形と
降りつづく天気雨
織りなすアラベスクは ただ真実を隠すためのもの
遠ざかるはずはない
道は閉ざされていない そして

醗酵するのを待っている

浄水場の戴冠式
静寂である
図書館の葬列
神聖である

二度と 生まれ変わることなく
乱れ咲く罪の 戦火 劫火
赤く 地を照らす星辰
カテドラル 黎明 覚醒のあかしを

華 懐胎
我 乞丐
禍 鉄槌
堕 虹彩

猫の目にうつる宇宙は影絵芝居
欲望はかぎりなく 球体に近い
静かにするんだ  口笛を吹くのはやめろ
ご自由にどうぞ 消滅か 崩壊か 

琥珀の肌に蜜の汗 青白い絹のベールをまとい
象牙の腕輪 黒真珠 
ナイフを手に踊る女は 歓喜のうちに息絶える
それが合図だった
森を焼け 森を焼け 森を焼け
また百年 おまえは灰にまみれて 立ちつくす
こがね色の火の粉 視界を焦がされ まぶた閉ざしたまま

日輪よ 月光よ 相似形描いて
塩の塔 三角錐 青林檎 放物線
三千世界 石の甍を 跳梁する 悪鬼羅刹
めぐる めぐる 六つの輪
安住する運命を疑わない あんなぶざまな姿 さらしたくない
アガルタは遍満する 浸食する
君臨せよ 不死鳥の名のもとに

かげろう燃える おさなきひとみ
踏みにじり
淡いあこがれ 春の夢 
深層 余白 染める

殺菌したレンガで築く神殿の奥
隔てるとばり ギンヤンマの羽根
すべてを知れ 否定しろ
聖なる王 鳥の王と名付けた
髪にからまる カーネーション
足あとは コスモス
指の先に ハイドランジア
食欲を消し去り ことばも持たず 鳴く
カナリヤのように かなしい声 聞かせて

もっときれいに生まれていたら
どれだけあった
ゆるせるもの 愛せるもの
やさしい歌で けがれない魂で

はりさけそうに高鳴る胸をやぶって
咲いた サクラ
食いあらす からだ かたちを変えていく
はばたいていこうというのか
うつろな骨に 根をからめ とらわれているのに
あるべき場所はここなのに
おまえはまだ 忘れたふりをする

存在を解体する 熱をはらんだ腐敗
あなたの純潔が選んだ つめたい卵
槍をたて 狩る
つむぐ糸 断つ
蒼穹に 乞う

華 懐胎
我 乞丐
禍 鉄槌
堕 虹彩

裂けた紙風船 浮かぶ泥濘
高く舞い上がれ 不滅の泡沫

雪と死にゆく 歴史の火
濡れてあわだつ 石の香も
空をくりぬく 狼煙さえ
今は ちぎれた アサガオのツル
次の争い 待ちわびる
彼方をよぎる 鳥の影

credits

from lantanaquamara​(​ラ​ン​タ​ナ​カ​マ​ラ​), released November 16, 2016
Songs by SO))), lyrics by Toshiya Kawamitsu

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lantanaquamara Tokyo, Japan

lantanaquamara is a Post Metal based J-Pop/Rock band from Tokyo.

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