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Follow the Light

by lantanaquamara

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Arkethypo
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Arkethypo Amazing songs. One of the best bands I've discovered in 2022. I hope we will enjoy more songs from you in the fuure. You are not "just" another rock band. Rocks!!! Favorite track: Savanna.
R. J. Royo
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R. J. Royo Gorgeous work. It's really one of the highlights of the year for me. I've been following this band since 2019 and waiting for this album for three years. Hope they go beyond everything they imagine. Favorite track: Follow the Light.
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1.
The Poison 03:00
静かな朝に舞う よろこびの蝶たち かすかな歌に合わせ 口笛が響いた シーツの上に投げ捨てた 手と手が泡で エーテルの虜 オリーブちらばるクレーター 石鹸ではなく 爆弾でもなく 肺の隙間で球根は 心のかわりにならなくて 水をやり あたためて 息をそっと吹きかけて 抱きしめ にぎりしめ 脈打つだろうと信じていた ずっと 今夜がたのしみでした 新しい天文学の胎動を聞け たとえ幻でも 悲しいくらい 透明で 物語はじめる
2.
Horizon 04:58
こだまする声 結んだ手のひら 解き放つトワイライト あなたを忘れない さざ波のように わたしをさらってよ 交わる光のシルエット 瞳に刻んで シグナル うつりゆく 架空の表情 あざやかに 抱擁 裏切りのテーブルの上 天気図 廃棄 いたましいほどむらさき浴びて 鉄塔 水上 ちいさな願いからかなえよう Go far away, beyond the horizon 芽生えた 光 far away, beyond the horizon 防腐処理して 口づけを すべて粉々 アメフラシ あなたの空で 目を洗います 菜の花畑にかくれては えんぴつ削る 銀のロボット キャンディー 血塗られた 紙飛行機に 祝福を 太陽 蝉時雨 時間とまる 拒絶したその手 ひとつ残らず 真実だから 幻燈 断章 海を知らない 遠い足音 Go far away, beyond the horizon 醒めた目をして far away, over もう一度 Go far away,beyond the horizon いま 明日のために散れ Far away, beyond the horizon 見上げる雲は 屋上は はるかかなたの水鏡 パジャマに着替え 二階 セメタリー 堕落の産物 鱗翅目 ドライフラワー降りつもる 発電所で図形 ちらかるだけ 待ちぼうけ 踏みつけ 見つめられ また 嫌われる 理由は 自分で考えなさい シグナル うつりゆく 架空の表情 あざやかに 鉄塔 水上 わたしの蘇生からはじめよう Go far away, beyond the horizon 芽生えたひかりに満ちて Go far away, over Go far away, beyond the horizon また 灰に帰るから Far away,over いつか見た朝焼けに 海鳥描く軌跡 さよなら 愛しい人よ 三度目の春が来る ヒバリの涙輝いて 一筆書きの楽園へ ずっと 透明なまま いつか 枯れるまで かなた この手をのばし あなた 笑っていた
3.
Utakata 04:14
飾れ 窓辺に ケトルの蘭 凍ったものならすべて白 ボタン 象牙 シナモン 殻のなか プリズム蝕む斜面はとぎれ 影踏みしながら追いかけて 砂糖とバターに溶けこんで 裸足のままで 目が醒めるとき 見たかったのは正しいもの 欲しかったのは静かな景色 結ぶとしたら高架線で 敷き詰めるならシャンパンの泡を 見わたす限りテントはふるえて 肌かぐわしく カクレクマノミ輪をえがく 完璧な公転周期 ちいさな声の一匹が 濡れてかたまるバルコニー 近道だからと立ち寄る巡礼 もっと 灰色 みたされるでしょう 切なさをつらぬくエレジー かたちなき理想 偶像そびえる 現実は今誰を救うの? いつか見た花火のように 夜に 咲いて散った レプリカ エピローグ 福音 コラージュした壁のなかに かけがえのない 隠花植物 還るとしたら変声期へ 叫びつづけるのは けがれた小指へ 破壊しようとする 双子のトルソー マンタのつめたい血をひく 銀貨 一枚 嚙みくだき 遠い汽笛に あこがれ あきらめ 星がひたいにある子供たち イントレランス 落下傘 見あげればいつも頭上に 羊飼いの夢 はずかしがってピアノの下 身をひそめている ありふれたノスタルジアのように 戻れない 消えるアナグラム 迷子たちは行く まだ見ぬ光は 切り裂かれたモンタージュ 飛べ いつか見たカモメのように 二人 灰になるその日まで ささやく枯葉の一枚は 膝をかかえて アトリエで ひとときやすらぎ 思う権利なく いまも黒点 飛びたつのでしょう 眠れない ハート ホームシック 消灯時刻はもう 過ぎさって 一人きりの怖い夢の中へ 重なるシャドウ 溶けるように 乾いたグラス 曇らせてゆく 逆巻く蜃気楼 永遠に覚めない白昼夢 エトワール いくつかの終末 幕があがる 悪い予感のするほうへ 慈愛訪ねてプラタナス 暗いトレモロ鳴るほうへ まどろみに初期化 身をゆだね あどけないほどモノクロで 横断歩道の牢獄の中 そこで 受精 そこで 胚胎 赤い表紙のプログラム あふれ こぼれ 幕があがる
4.
Deportation 04:22
一番星は白熱灯 清掃するのに必要です 忘れたはずのスコップが 散歩の途中で 「みらい」と名付けた公園で 快晴 みずうみ サーチライト 存在 パラソルささえ ひとり ラクガキの顔の両耳が燃えて 運命 まぶしすぎて 酩酊 横切るレール カラス 埋葬しなさい 微笑みはまるで 飛行機雲かアイスクリーム 早く逃げなさい 蜂蜜の渦はすぐそこに アカシアの森の満開の下 珊瑚礁を捨てたあなた ようやく背筋をのばし 深呼吸できる 矢をにぎりしめ 弓はない 剣がさびつき 鞘も影 ステンドグラスの火吹き竜 冒険はつづく 排水溝で行きどまり 銃声 三編み赤毛ちぎれ遊泳 十字架 パール 見えた 一万秒目の午前二時 旅立ちの風 存在 こだまにとけて 笑う幽霊 三角 青く 暗く リボンをワインに浮かべ 喪失 さようなら 眠れない海 悪夢が浴槽へと 沈むなら やっと やすらかに 化石になれる さようなら かもめ 花よ どうして今朝も 咲けないままで いま 屈辱の虹 残酷だ 純潔だ 退屈だ どうせあなたは泣くでしょう 昨日は虫歯で 今日は頭痛で 明日はわたしがいなくなるから ため息まねて 無価値な犠牲 快晴 みずうみ サーチライト 存在 パラソルささえ ひとり ラクガキの顔の 両耳が燃えて 運命 まぶしすぎて 酩酊 横切るレール いつか 循環の果ての正解を さようなら目覚めない声 悪夢がはるかな地を照らすから 一億秒目の価値を (見つけて) さようなら あなた (二人) サーカスは帰る まっ赤なひとみで かわした ことば 最後のチャイムが鳴る 重ね合う 暗号 うつくしく まわれ カシオペア まだ 空は 泣きやまない
5.
ころがる天体 直径五〇センチ 麦藁帽子は越えていく 坂を 海を やがて真昼の月を 陽炎ゆれる 8月のまぼろし あの日は還らない こがねの花粉に溺れたとき 通り雨のにおい Bring me back to the day. 柱時計に隠してた鍵 その瞼を解き放つよ 渡した憧れ 取り戻した時 さまよう素粒子 質量未確認 金魚たちは越えていく 風に飢えてスズメバチ ゆらめく硫黄 ディエス イレ 歓喜の合唱 神聖文字 カーテンコール 最後の一ページ 真夜中 息をしてる 記憶呼び覚ますペガサス 季節はずれ スミレの香りのレプリカ あなたが奪った夜 わたしは静物 背中をひらけば抱擁の朝に 空はちいさく ただこわく ただ 遠のく消失点 面影うつすプレパラートに 気象衛星 ほほえみそそぐ 燃えあがる眉 クローバー 逃げることさえできなくて でも 誰もあなたを傷つけはしない 群像 第二の肖像 忘却 無限級数 水彩 疎外と代償 けして離れない 白昼 加速してく 数え切れないリフレイン 崩れるほど 願いを抱きしめたピエタ 薄明にとけてゆく 白いボタン拾えば屋根の上 誰かいないかふりかえり 心はひとつ トンボの目玉 赤い 黄色い みどり まだら 黒い やがて収束するでしょう かすかな浸透圧 やさしいだけの花ことばで スカートばかり 傘ばかり 午後の退屈をかきわけて アジサイの迷路に薔薇色の頬 おさなく気高い殉教者 ここが入口 炎天下 ころがる天体 直径五〇センチ 麦藁帽子は越えていく 坂を 海を やがて真昼の月を かすかな合図はピチカート 線香花火 たったふたつ流れる なつかしいあの讃歌は銀の蜂 ひとひら たったひとつしたたるサフラン 浸透していく一夜 まわりつかれてスターマイン 無音 背のびする無垢 ひとつひとつが さよならのメッセージ 真夜中 息をしてる 冷たい彫刻 アヌビス 何度目だろう 剥製になるまでずっと あなたを愛してる 今宵踊る 貝殻ドレス 嘘をまとう 夢うつつ ああ あなたにしか解けない魔法 石の塔から連れ去って
6.
Savanna 08:04
黄昏 青ざめ 穏やかなだけの広場に並ぶ 誰の顔 猫背のあなたが 枯葉の下に棲息している なにかが聞こえる 雪の巨人がくずれて 灯台 あそこまで行ければきっと ほら 乳母車にはリンゴだけ 気温がさがってこわいから ゆるされないのに なにも言わずに色を変え コバルトガラス たたきつけ いばらのエピタフ 王冠をのせ かすかな痛み ただそれだけで 時間と空間 あなたのにおいをつける 八重歯はとがる 会うたびに 消灯告げるファンファーレ これからも 加速していくことでしょう 風葬の庭 空中ブランコ 最後の晩餐 宇宙象 空洞 未完成 靴の底 睡魔がひそむ 蝶むすびの繁殖期に 何度もドアを叩いていた プリマの烙印 否定したくて 夏の夜に夢見たオーロラのむこう 象牙の船ではわたれないから こごえる吐息  寄り添う無数の命 朝焼け 照らした道しるべ 空から落ちてきたように 試験管の中 鮮やかすぎる 疑問の余地はまるでなく ほんのわずかな香料でも 調合するには とぎすまされた夕闇を 浄化 冷却 保管して 見捨てられたらその瞬間ひび割れる か細い腕の静脈は グラフの座標にはりつけて どんなに心配されようと 降伏するにはまだ早い 試していないことばかり 両足そろえてふみきれず 彗星のしっぽにつかまって 寝息はたしかに届いたけれど 実験は延期 波長 未確認 このままずっと 不完全 こんなかたちで 生きつづけなければならず きらいなくせに口に入れ 蒸発するまで一夜  また 置き去り わがまま言えばかなえられ 地球儀 ストレイシープ 誕生日の花束 いずれはなにかを手ばなして 日に焼け つかれはて おおいかぶさる迷彩の塔 殻をかぶって 瞼でつつんで 身を守り 救えるものなどなかったでしょう 呼び声の方 瞳とじて 夢のなかへ (あなたの視線に自由をあたえ 餌食と呼んでしまうこと ) 地平線の向こう (大事な部品がたりないとわめいても) つかまえて行こう (みとめてもらえない) あたらしい世界へ (欠けたドロップ もういらない) 風にさらせば実がこぼれ 夜会のメロディー 追いかけて 坂の上のアサガオの城 いつしか終わった 瓦礫に埋もれて 準備はできた 冷凍睡眠 崩壊 解きはなつ時 こぼれた記憶しめす 水族館 満天 凍りついた それでも荒地に降る つづくモノローグ ダイヤモンドの羽をうつ 高鳴る蝶の対位法 アメンボ 踊る天空 綱渡り いつの日かまた会えるだろう 夜のキャンバスに舞う 星屑は花火 旅の終わり告げる カザミドリ ねじの回転 孤島のロケット 鍵穴だらけ 絵本のなかで待っていた (耳をすまして) 奪いつくした 恩寵の舌 ただよい ゆられている ゆうべのオレンジ 空の青 (呼吸をとめて) 対角線上視界をとざし デルタ 包帯 余韻 風風吹くな 灰の丘 (生きとし生けるもの) ケトルめがけてクルミ投げ (命のうた 聴いて) 太陽系に あらたな足音 さらわれていく 手をひかれ 知っていたのは 気象衛星と北極星だけ 縫いあわせても 動いてくれない あなたはわたしにおしえない 生まれた温室の屋根の色 無実の領域 よごれた空気は入れない かけがえのない一匹だから あまい露と草いきれ 寄せては返す波の音で いつくしむ 羽化前夜 立ち去れキャラバン  飛行船のシルエット ことばなくしては 遠ざかるオリオン 禁じられたマザーグース 切断のイメージ 逆光では焼きつけられない いとおしい終末 愛すべき失敗作 このままずっと 不完全 定理に嘘は通じない にぶくかがやく朝の霧 あなたに拾われ泥を吐き 双曲線上 泳がせて 誰にもわたしは支配されない 両手ひろげて立ちつくす あらゆる呼吸を受け入れたとしても ずっとずっと 不完全 こんなかたちで生まれたのだから こんなかたちで こんなかたちで この かたちで
7.
Sacred Fate 04:31
聖なるものとしての青 すべての破片が道をふさぐ 数かぎりないあこがれに 身をゆだね そして 実をむすび 空気が柔らかかった頃 金魚草の露 その信号 赤 破壊のかぎりをつくす藍 白い吐息を遮断して 蛇の目で見た山脈の色 確かめた うつろな胸の中巣食うもの ひとり 旅に出る 東の空 夢 見てたなんて 言い訳はもう させないで 夜明け 迎えるまで うたえばいい つないで フレアと月 星空 赤く染まるまで 巡る 風感じて夜を越え 思い出は 残さない あの日は雨季で 放課後で うつろな双心 手遅れだ 電信柱のうしろから 姿かたちが歪んでいった 意味を認めてもらうには 長い時間がかかるから 割れた胸にもコルセット ボタンが落ちたら火あぶりで 天秤にかけた 雪だるまと拳銃 雨音 過ぎ去り ひとりきり 信じてた まるで明日があるように こがね 満ちてく世界は眩しくて 見えなくて やがて 離れるホタルと夜 つないで フレアと月 夜空に 光満ちるまで 進め お前はユニコーン 旅立ちは春風に 身をまかせて 破棄された春 ほらおいで 淡い緑の帆がうねる ソーダをあまくする雨にたたずんでいた 星が額にある裏切り者 夢を見なければ眠れないと 拍手がなければ踊れないと 苦痛がなくては鳴けないと 無垢でなければあなたは要らないと 夜明けを待たずに廃棄された 二足歩行の生贄は 片足を忘れ 泣きだして クリーム色の なまぬるい慈愛のなかに溶け去って それでも あなたは まばたきと罵声のなかで 遠い記憶 呼び醒まして 命 燃える 今羽ばたく時 走れ きらめく粒子焦がして つないで フレアと月 あなたの 世界変えるまで うたえ 今 あたらしい歌 「ネビュラ」 傷跡は星座だけ 空に遺して
8.
The Light 04:18
唯一愛したスケアクロウ 輪郭ゆがんだ 水平線 白い炎は 透明な 果実を 凶器に 変えていた 風吹く丘で咲いていた こんなにやさしい春の日に あなたは咲いていたけれど 少しもゆれることはなく 神さまだったよろこびに ほほえみあふれる少女なら しあわせの音 カブトムシ 体の暗さ やわらかさ こわれた楽器を許さない それがトンボの首の骨 かがやいています 煙 砂 夕日はレンズ 心を食べる かたづけるから待っていて となりの席にいてほしい 早く聞かせて 本当のうそのおはなし ライオン とかげ 城守る その腕 ほのお その声 こがね 石の船 三つ組みあげ見おろして なんてすずしげ 目を細め 王さまだった思い出を 忘れてしまった少年が 自由に命令できる 日光浴 「きれいな服を選んでも 汚れるけれど それでもいいの?」 深紅の種を植えるもの 雨のよう また 風のよう ひとつ目の獣は 麝香に酔いしれて シロツメグサをベッドにまどろむ オゾンに洗われ 八つ裂きにされ はるか かなた 再生 はじまる 洗礼名 最後の日 生命も 棘さえも 空ゆく魚に捧げたかった あざやかに 芽吹く くもりのち 晴れ 夏草 そよぐ道に 繰り返し影を落として 夜降る海に立っていた あんなに冷たい波を踏み あなたは立っていたけれど ぜんぜん星に興味なく 神さまだった寂しさを 殺してしまった少女は ヤギのしっぽが長いから 白くて ゆれて 長いから ジョウロの水で濡らしたい この目薬をさす前に どんなことばがほしいのか 明日は 明日 今日は 今日 どんな気持ちで嘘をつく 銀の手を持つ救世主 つばさを持つ虫 はいまわる テーブルの上 ろうそくは めらめら ゆらゆら 祈ってる どんなかたちでよりそえば 色 光 線 空気 熱 しょせんはきっと赤い点 あわれな おろかな テントウムシ たったひとつの月の下 あなたはふいに存在し ふと身を起こす目をあけて 檻の外には月ひとつ わたしに会いに来るために たったひとりで夢を見る あなたは はだしで 走るでしょう ゆっくり ころばず 気をつけて 帰りはあなたを抱きかかえ たったひとつの月の下 「あなたは光 わたしも光」 必要なのはただ 一歩 どんなに 病んで 苦しんで とどろく海を越えてきた 無菌タイルのこの町に 証拠はない 消え去った あなたはもう 軌道に乗って 色 光 線 空気 熱 光

about

We formed as a Post Metal band, But now we are just a Rock band.

credits

released November 2, 2022

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all rights reserved

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lantanaquamara Tokyo, Japan

lantanaquamara is a Post Metal based J-Pop/Rock band from Tokyo.

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