lantanaquamara(ランタナカマラ)

by lantanaquamara

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about

Thinking Man's Metal from JPN.

credits

released November 16, 2016

All songs written by SO))), All lyrics written by Toshiya Kawamitsu.

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about

lantanaquamara Tokyo, Japan

lantanaquamara is a Post Metal/Post Hardcore band based in Tokyo, Japan. We are strongly influenced by Isis, envy,Cult Of Luna, Tool, Meshuggah, Deftones, Boris, and Sunn O))).

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Track Name: A Diligent Man's Funeral(図書館の葬列)
白夜と聴覚をつなぐ回路
水族館に投げ出された裸体
奇跡の意味を証明する指紋

やすらかな死のおとずれを感じた
あなたの首すじに 斑模様

誰にも必要とされず
いかなる価値をも認められず
かつて存在したことさえなかった
路地裏の英雄は 旅立つ
みずからの墓碑銘を 火星に刻むために
鏡のむこうに見る 七色に汚染された大地
彼は 狂っていた

顕微鏡を盗み
トランプのクイーンを握りつぶし
ヒマワリを腐らせ
絵画のバレリーナは なにも語らない

残された断片には こうあった
夜光虫 祝祭 アラバスター 宝玉
迷宮 稲穂は揺れる 灼熱の樹液 馬車を駆る 
永遠はあなたに見捨てられた

子守唄のつづきは きっと 癒えぬままの傷口が
Track Name: Delonix regia(鳳凰木)
決して 消せはしない 灯火
何を 求め さまよい歩く
赤く 地を照らす星辰
カテドラル 黎明 覚醒の証を

張りめぐらされた銅線が示す
ユークリッド空間
人々は足をひきずり それでも 前を向く
G[geː]の音がとどろく その波形と
降りつづく天気雨
織りなすアラベスクは ただ真実を隠すためのもの
遠ざかるはずはない
道は閉ざされていない そして

醗酵するのを待っている

浄水場の戴冠式
静寂である
図書館の葬列
神聖である

二度と 生まれ変わることなく
乱れ咲く罪の 戦火 劫火
赤く 地を照らす星辰
カテドラル 黎明 覚醒のあかしを

華 懐胎
我 乞丐
禍 鉄槌
堕 虹彩

猫の目にうつる宇宙は影絵芝居
欲望はかぎりなく 球体に近い
静かにするんだ  口笛を吹くのはやめろ
ご自由にどうぞ 消滅か 崩壊か 

琥珀の肌に蜜の汗 青白い絹のベールをまとい
象牙の腕輪 黒真珠 
ナイフを手に踊る女は 歓喜のうちに息絶える
それが合図だった
森を焼け 森を焼け 森を焼け
また百年 おまえは灰にまみれて 立ちつくす
こがね色の火の粉 視界を焦がされ まぶた閉ざしたまま

日輪よ 月光よ 相似形描いて
塩の塔 三角錐 青林檎 放物線
三千世界 石の甍を 跳梁する 悪鬼羅刹
めぐる めぐる 六つの輪
安住する運命を疑わない あんなぶざまな姿 さらしたくない
アガルタは遍満する 浸食する
君臨せよ 不死鳥の名のもとに

かげろう燃える おさなきひとみ
踏みにじり
淡いあこがれ 春の夢 
深層 余白 染める

殺菌したレンガで築く神殿の奥
隔てるとばり ギンヤンマの羽根
すべてを知れ 否定しろ
聖なる王 鳥の王と名付けた
髪にからまる カーネーション
足あとは コスモス
指の先に ハイドランジア
食欲を消し去り ことばも持たず 鳴く
カナリヤのように かなしい声 聞かせて

もっときれいに生まれていたら
どれだけあった
ゆるせるもの 愛せるもの
やさしい歌で けがれない魂で

はりさけそうに高鳴る胸をやぶって
咲いた サクラ
食いあらす からだ かたちを変えていく
はばたいていこうというのか
うつろな骨に 根をからめ とらわれているのに
あるべき場所はここなのに
おまえはまだ 忘れたふりをする

存在を解体する 熱をはらんだ腐敗
あなたの純潔が選んだ つめたい卵
槍をたて 狩る
つむぐ糸 断つ
蒼穹に 乞う

華 懐胎
我 乞丐
禍 鉄槌
堕 虹彩

裂けた紙風船 浮かぶ泥濘
高く舞い上がれ 不滅の泡沫

雪と死にゆく 歴史の火
濡れてあわだつ 石の香も
空をくりぬく 狼煙さえ
今は ちぎれた アサガオのツル
次の争い 待ちわびる
彼方をよぎる 鳥の影
Track Name: Midsummer Daydreaming(夏至を待つ夢はトンネルで)
黄昏の街に 降り立つ者は?
翼は黒い革の手帳 飢えたアリども

鉛色の波に 浮かぶ者は?
盾の紋章は目覚まし時計
誰よりも美しい名前で呼ばれていた

折れたペンに 道を指し示す者は?
玉座を守る フクロウと ホタルと クラゲ

気高く 孤独な けもの
おまえは 五月に愛された けもの
Track Name: Meteor Shower(アルビノの流星雨)
偉大なる朝を
朽ちてゆく風を
ねじ切れた声を
とじこめた物語

影を失いあばかれた重力
嘘に歪んだ胸の浸透圧
色彩のない亡霊におびえ
鳴り響いた サイレン

ツギハギだらけ
きみの面影
残響は消え
小春日和の彼方に

凍りついた指が三本 靴音は二拍子
あたらしい靴 菩提樹の葉
何度でもできる呼吸は いまを刻むことなく
夜明けが 汽笛が 悪夢が 花瓶が
夕凪が 蜜蜂が 気球が 坂道が
もうなにも見えない

偉大なる朝を
朽ちてゆく風を
ねじ切れた声を
とじこめた物語

影を失いあばかれた重力
嘘に歪んだ胸の浸透圧
色彩のない亡霊におびえ
むさぼり合う 暁に背を向け 闇さえも糧として

「月のなかばは いずこへ行くや
 あまたの月は いずこへ行くや
 四季はいずこへ
 ひとはいずこへ」

線を引かれる 記号が漂う ただそれだけの退屈な空から
目をそむけようとしない 少女が一人
ポケットに弾丸をつめこんで 花壇に
足を突き刺す 少年が一輪
錆びついた自転車は 頭上を越えて いつしか流星
降りそそぐ きみへの祈り 知りもしないから

砂くいあさる 午前中
赤土ふんで 昼さがり
きみの右手は真っ白だ
ゆきなさい さあ
産声をあげたこころ 光とともにあれ

さけぶ 鈴の音 舞い散るときに
手のひらの種
いまだけは 眠れ
つぼみ開く 根を這わす 落葉を踏む
沈黙 深海 生命
神さまに抱かれる わたしの 体温

けむり とおく
あかね もえる
いま はなて
てんの かおり

ヒツジの背骨を走る列車に やさしい雨をもたらす
子供たちは 魚のように 眠っている
Track Name: A Florid Observatory(華燭に抱かれた天文台)
昨日までの 霧は はれて
今朝は 息もつけないほどの 花粉
泳ぐように 漂うように
踊るように 夢みるように
しめった貝殻を 踏みしめる
いつまで待っても まだ来ない
でたらめな 二元論 語る口を ふさいだ
体を飾る 画用紙 ガラス プラスチック アルミニウム
いつまで待っても 終わらない

飼いならすことさえできず 飛んでいった
おまえを いま迎えにゆく
コールタールに沈む舌の上 赤いビー玉にとまれ
ひとすじの髪の毛にふれろ
おまえは二度と 籠のなか 泣いてはいけない

版画の騎士 愚かなる金属 アルコールランプ
やわらかな棘 棘は爪 割れるまで 鐘を打つ
青磁の船 屋根裏部屋 ヒヤシンス
黒く塗りつぶす 何度でも
無力さを いつくしむ 小さな手が

かげりゆく希望に 最後の明かりをともす
両目から こぼれ落ちた 火花
さようなら さようなら 軽蔑の日々よ

「破壊せよ」とささやく声に 誘われるまま
息つぎしようとあがく
もう 振り返ることはない

奴隷はヒロイン
砕けた仮面
コーヒーのなか おぼれて
撃ちぬく真空 ゆれた ブランコ

雑音 捨て去り
虚無へと つづく
家路 あなたひとり
やまない 進化へ 脈うつ余韻

真冬の街路 立ちのぼる白い吐息を好む 年老いたクモは
正六角形の網を織る 
日が落ちるまでだ やつらの栄光は

砂糖菓子を積み重ねた城壁
ただ もろく はかない

そして 笑う
彼のもとに すべての兵がつどう
あんなにも澄んだまなざしで
腹をすかせて

時間に満ちた 波紋 息吹
溶鉱炉はすでに満席 唾にまみれ あこがれのあの旋律のもとへ

バラの苗は 
可憐な鎖
合成された 結晶
きしむ音に 共鳴する日

心音 あふれて
記憶を たどる
夢路 あなただけは
見果てぬ楽園 導く こたえ

今日もまた 霧 ただ 深い霧が
これはきっと 楽譜に刻むべき現象で
泳ぐように 漂うように
踊るように 夢みるように
求めつづけていた それでも 

もう終らせよう なにもかも 明日こそ
おまえの歌は聴きあきた わたしの声はかれている
足もとの 抜け殻に 未練などなく
もう終らせよう なにもかも いますぐに

忘れ去られた 防空壕に わたしだけの水槽
酸化したぼろぼろのヒレで エンゼルフィッシュが
たった一匹 いつかむくわれるだろう
その憎悪 その慟哭

あたるはずのない天気予報 
無数の矢を 猛毒を 嘲笑を 痛みを 血液を
透明なビニール傘などではない まったく別の太陽が必要で
再会の場所は プラネタリウム
どんな方程式にも矛盾する結婚
ふたりの子供が ふたりを否定した世界を
もう一度あるべきかたちに つくりかえてくれるから

夜をおかす こだま絶えて
暗い水の底に溶けた 素顔